4.プレゼンで絶対にやってはいけない「5つの禁じ手」
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プレゼンはビジネスパーソンの必須スキル
「決裁をお願いします!」
「報告いたします!」
「今から商品説明をいたします!」
日々、社内・社外を問わず、さまざまなシーンでプレゼンを行っています!
プレゼンの鉄則は「シンプル」+「ロジカル」
プレゼンの目的は・・・
「限られた時間で伝え」「相手に行動してもらう」こと
→プレゼンを効果的・合理的に行い、生産性を上げるコツ
『伝わるメカニズム』
残念なプレゼン
「このプレゼン、早く終わらないかなぁ・・・」
「伝えよう」と必死な発表者の気持ちとは裏腹に
聞き手が退屈し、思考停止になっている残念なプレゼン・・・
その原因は、絶対にやってはいけない「5つの禁じ手」を使っているから!
プレゼンで絶対やってはいけない「5つの禁じ手」
①13文字の法則を破ってはいけない
②推奨フォントとフォントサイズを死守、大きすぎても小さすぎてもNG
③下線・斜体・影文字などの装飾禁止
④キーメッセージは真ん中より下においてはいけない
⑤情報量は最小限に、ビジースライドは禁止
①13文字の法則を破ってはいけない
一度で瞬時に理解できる文字数は13文字まで
【文字数を減らす工夫】
「体言止め」で文字数を減らそう!
体言止めとは「ミーティングの実施」「新しいツールの導入」のように、文の末尾を体言(名詞・代名詞)で終える表現方法のことです。
ひらがなの「フォント」を少し小さく
漢字は「表意文字」(形から意味を連想できる文字)。
ある程度の内容は伝わるので、ひらがなのフォントサイズを少し小さくしてみましょう。
②推奨フォントとフォントサイズを死守、大きすぎても小さすぎてもNG
フォントが入り乱れた資料はNG、視認性の高いメイリオがおすすめです。
スライドサイズ4:3の場合 キーメッセージのサイズは「50」
スライドサ16:9の場合 キーメッセージのサイズは「100」
③下線・斜体・影文字などの装飾禁止
「差別化」=「伝わること」ではありません。
相手が余計な労力を使うほどプレゼンの成功率は落ちます。
「下線」を引くことで余白が減少し、読みづらくなります。
「斜体」は、正面からの文字が一番見慣れているため、解読をするような感覚になります。
「影文字」は、本来の文字から影が延長され、元の文字を想定するのに労力を使います。
④キーメッセージは真ん中より下においてはいけない
会議室でのプレゼンの場合、前の人の頭でスライドの下の方が読めないこともありえます。
真ん中より上の場所にキーメッセージを配置し、相手の立場に立って、見やすい位置をキープしましょう。
⑤情報量は最小限に!ビジースライドは禁止
1枚のスライドは20秒以内で理解できる情報量に!
ビジースライド現象とは
情報過多により、途中からどの部分を説明しているか分からなくなって思考が止まる現象のことです。
【原因】
・長文のメッセージで書かれていて延々と読み上げている
・3つ以上のグラフが盛りこまれていて、見るべきところが多すぎるため途中から話を聞かなくなる
・情報をたくさん詰め込みすぎて結論がよく分からない
【改善策】
・キーメッセージは、13文字の法則を基本とする
・補足文章が必要な場合は箇条書きに!箇条書きは1文40~60字程度
・グラフは、1スライド1グラフ
詰め込むと相手は理解・納得するのに時間がかかる
1グラフだけに絞って詳細は補足資料へと誘導
理解度チェック