新たな行動計画を作成する
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新たな行動計画を作成する
KPT(けぷと)→Whyツリー →Howツリーの3つのワークシートにより、現状把握と今後の改善策が具体的になりました。これらの内容を使って「新たな行動計画」を作成していきます。
3つのステップにそって
作成することで、新たな
行動計画を作成することが出来ます。
1つずつ、確認していきましょう。
まずは①目標・課題・つくりたい結果を記入します。
ここは、第3回と第5回で立てた目標と同じになるはずです。
ただし、KPT→ Whyツリー → Howツリー を作成する過程で、当初の目標を達成するために若干の変更が必要になるかもしれません。
そのような場合は、表現は変わっても構いませんが、
当初の目標と全く違う目標にはならないように注意しましょう。
次に、「②上手くいっていることは何か?」です。
KPT(けぷと)のKeep(キープ)と、その Keep に対する Try の中から、2~3個選んで記入しましょう。
要因にも目を向け、
・今後も継続したいこと
・さらにステップアップしたいこと
を記入します。
最後に<いつまでに実施するか、いつから始めるか>、という期日設定を必ずしましょう。〇月○日と日付で記入します。
そして「③問題点は何か?」です。
KPT(けぷと)のProblem(プロブレム)と、その Problemに対する Try の中から、2~3個選んで記入しましょう。
こちらも要因にも目を向け、
・改善するために試したいこと
・解決策
を記入し、 最後に<いつまでに実施するか、いつから始めるか>、という期日設定を必ずしましょう。〇月○日と日付で記入します。
Howツリーの解決策と、KPTのTryから項目を選んで行動計画を作成することはわかりました!
でも、どの項目を選ぶと良いのか、選ぶのが大変そうな気がします・・・。
どの項目を選ぶかは、
実際に実施することを考えてみて、効果がありそうな方法から優先して選んでいこう!
考えるポイントは様々あるけれど、特にこんなところかな。
☆どのくらい実施する必要があるか?
☆どのくらい実施すれば効果が出そうか?
☆どのくらい費用がかかるのか?
仮説を立てて考えてみることで、費用と効果がどのくらいありそうか、数値にして予測することができるようになります。この考え方を専門用語では【フェルミ推定】と言うんだよ。
ちなみにこの仮説は、ある程度おおざっぱで大丈夫。大まかに効果や影響を考えることに使えるんだ!
実際に自分の職場に置き換えて考えてみると、こんな感じでしょうか?
そうだね。【費用対効果】も、組み合わせて考えることができるよ。
なるほど。 Howツリーの解決策と、KPTのTryから選ぶ項目は、
こんな考え方を使うといいんですね。
項目選びがやりやすくなりそうです!
これで新たな行動計画は作れそうかな?
ここで作成するときの注意点が1つあるので、伝えておきますね。
ProblemからWhyツリー・Howツリーを作成した項目と、
フィードバックをもらうことでTryの欄に増えた項目に関して、
1つの問題点から、複数の解決策が出ていると思います。
1つの問題点に対して解決策が複数になっていても大丈夫です。
気にせず作成を進めましょう。
ここまでやってみて、どうだった?
自分では考えつかなかった改善策も出てきそうなので、
早速、取り組んでみます。
今回出てきた改善策を行動計画にすることで、
2週目のPDCBAを回していこう。
はい!今回PDCBAを回す、ということが理解できました。
今回体験したことを短く連続することで、少しずつ
あるべき姿に近づいていくんですよね?
その通り!まず実行してみて、上手くいかなかったことは
原因を掴んで、やり方を変えて再チャレンジするだけ。
この小さな改善を継続していくことが大切なんだよ。
はい!これからもPDCBAを回していきます。
みなさん、受講してみてどうでしたか?
今回は自身の問題解決のためのPDCBAを回してみました。これからもぜひ継続していきましょう。
加えて、「お客様のお困りごと」に対してもこのスキルを活かして、「お客様の繁栄」のための
課題解決を提案していくことで、信頼される人財になっていきましょう。
それでは、最後の課題の取り組みです!
下記フォームに入力していき、「行動計画の作成」を行いましょう。
<進め方>
①KPTとHowツリーを元に、行動計画を作成する
②完成したら忘れずに送信!その次の修了レポートも入力したら、全6回修了です。
お疲れ様でした!