傾聴スキル、ラポールの構築
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続いては2つ目の
コーチング・スキル、
「傾聴するスキル」について確認してきましょう。
傾聴するスキル
◆傾聴とは?
自分の主観、見解、評価を最小限に抑えて、相手の話に真剣に耳を傾け、受け止めること。
コーチングが上手く行くコツは、自分が話すより相手の話を聞くことに多くの時間を割くことです。
『話し上手は聞き上手』と言われるように、相手が気持ちよく話せるような聞き方の出来る人は、良い人間関係を築くことができ、コーチングは上手くいきます。
傾聴は「聞く」ことですが、聞き方にも4段階のレベルがあります。
1)聞く
相手の声の音を、ただ聞いているレベル
2)聴く
「この話は私にとって、どのような意味があるだろうか?」と質問を心に持ちながら聴くレベル。
聴く人は、自分自身の体験と比較しながら聴いていて、意識は自分に向いている
3)聴き取る
先入観があり、相手の言うことを自分の先入観(フィルター)で取捨選択しながら聴くレベル。
聴く人は、何らかの判断や内的会話をしながら聴いている。意識は自分に向いている。
4)意識的な聴き方
自分の深い部分で聴き、良し悪しや判断、自分の見解や評価は最小限に抑えて聴くレベル。
意識は相手に向いている。
一言で「聞く、聴く」と言ってもいろんな段階・レベルがあるんですね。
状況に応じて使い分けできるように、覚えておきます!
そうですね。
また、相手の話を傾聴することで、信頼関係を築くことができます。
NLPでは、信頼関係を築くことを『ラポール』と言います。
相手と深いコミュニケーションが取れた状態のことです。
相手との信頼関係を築く(ラポールを構築する)ための手法が
3つあります。
次章で一緒に確認していきましょう!
長さ: 10 分