コーチングとは何か?(コーチングの効果)

いよいよ後半は「コーチング」についてですよね!

その通り!
まずは「コーチング・スキルを身に付ける」について確認していきましょう。

コーチング・スキルを
身に付ける」は2部構成です。
今回は、
NLPコーチングの説明
観察スキル
について学びます。





組織は、企業の目的・目標を達成するためにあり、より高い「成果」を上げることが求められます。

「成果」は、社員一人一人の『能力』と『意欲』によって変化するものであり、その数値を上げていくことでさらに大きな成果を生み出すことができます。

部下の能力を上げる手法が「ティーチング」であり、部下の意欲を上げる手法が「コーチング」です。

前回までで学んだ「ティーチング」と、これから学ぶ「コーチング」により部下を育成し、成果を高めていきましょう。

コーチングとは?

なぜ、コーチングが必要なのでしょう?

自律型人財や組織をつくり、部下の意欲を向上させ、組織を活性化させるには、コーチングが必要です。
急激に変動する現代社会では、自ら考え、自ら行動できる人材が求められています。指示・命令がないと組織は機能しないため、指示・命令型の組織や人財が悪いというわけではありません。
問題なのは、指示・命令がないと動けない人財になってしまうことです。
コーチングは、組織内での指示・命令の重要性を認識しつつ、自主・自発的に動くことの出来る人財や組織をつくるための考え方であり、スキルであるといえます。

コーチング・スキルをマスターすることで、部下の意欲が向上し、組織が活性化します。

コーチングを行うことで、以下の5つの効果があります。

コーチングの歴史

「コーチング」という言葉は、もともとスポーツ界で使われていた言葉です。
ゴルフやテニス、サッカーなど、スポーツの世界では、有能なコーチの指導によって今まで無名だった選手の可能性が開花し、大活躍するケースがたくさんあります。
有能なコーチは、その選手が潜在的に持っている能力を引き出し、可能性を開くことで大きな夢や目標を実現することをサポートしています。

こうしてスポーツ界で始まったコーチング手法は、1980年代後半になると欧米のビジネス界で注目されるようになったのです。

なるほど、そうやって「コーチング」が取り入れられるようになっていったんですね!

その通り!それでは次の章で実際の手法について、確認していきましょう!

長さ: 10 分
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