④指差呼称及び安全指差
この項目では、 4) 指差呼称及び安全呼称について学びましょう。
2) 指差呼称及び安全呼称
①指差呼称の目的と効果
◆指差呼称とは、対象を指で差し声に出して確認する方法
指差呼称とは、日常点検時や固縛時に、確認すべき対象や注意すべき対象を指で差し、「〇〇よし」と声に出す確認方法をいいます。これによって、手抜きや省略、漫然とした確認を防止し、確認の徹底を図ることが目的です。しかし、指差呼称がマンネリ化してくると、対象をしっかりと見ずに、形式的に指を指し呼称することも生じてきます。目的を理解して確実に実施しましょう。尚、ロープ掛けなどで複数のドライバーが同時に作業を行う場合は、互いに声を掛け合って確実なロープ掛けができたかどうか確認しましょう!
②呼称運転の目的と効果
◆呼称運転は安全確認を確実に行うための方法
走行時に対象に向かって指を指すと、その手がハンドルから離れてしまい、安全上で問題があるので、声だけで確認します。これを「呼称運転」といいます。車の運転にとって安全確認は最も基本的なものであり、いかなる場合でも省略できないものです。しかし、現実には先を急いでいたり、ぼんやりしていたりして安全確認を怠るケースや、おざなりな確認ですませてしまうケースも少なくありません。と
かくドライバーが怠りがちな安全確認を、声を出すことによって確実に行うことが呼称運転の目的です。
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この項目は、以上になります!
次は5)緊急時における適切な対応について学びましょう。
長さ: 10 分