②言語・非言語・ツールを使って伝える
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言語・非言語・ツールを使って伝える
相手に伝える手段は「言語」だけではありません。受ける側(聞き手)が理解・納得するような説得力のあるプレゼンテーションを行うためには「言語」「非言語」「ツール」を意識し、それを上手く組み合わせることが必要になります。
「言語」とは、使っている言葉、会話のスピード、声のトーン(大きい声、小さい声)、声の抑揚(強弱)、話し方、話の内容などのことです。
「非言語」とは、見た目(服装、身だしなみ)、表情、ボディランゲージなどのことです。また、場の空気や雰囲気なども非言語の領域になります。そのため、服装や身だしなみなどの「プレゼンテーター」としての見た目や、話をしているときの表情、ボディランゲージなども含めて意識する必要があります。
アメリカの心理学者の研究結果によると、人の印象度を数値化すると表情や仕草など、視覚情報が55%、声のトーンなど、聴覚情報が38%、話の内容など、言語情報が7%としています。
話の内容も勿論大切なのですが、いかに「非言語」が大切なのかがわかります。
「ツール」とは、資料、パワーポイント、グラフ、映像、写真、会場設営、またプロジェクターやスクリーンなどプレゼンテーションで使用する道具や機材、準備物のことです。
プレゼンテーションでは、この「言語」「非言語」「ツール」の3つを組み合わせ、使い方を工夫することで飛躍的に効果が高まります。
ロジカル・プレゼンテーション
「ロジカル」とは論理的という意味です。論理的なプレゼンテーションを行うことで、相手に伝わりやすくなります。論理的とは「起・承・転・結」のように話の筋道を立てるということです。思いつきや話が行ったり来たりする内容では、伝わりにくく分かりづらいものです。
この章はここまで。次の章はロジカルプレゼンテーションについてです。
長さ: 10 分