②LABプロファイルでプロファイリングを行う
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【傾聴&質問スキル】メタプログラム/LABプロファイル
メタプログラムとは?
人が使う言葉と考え方・行動は連動しており、相手の使う言語で64パターンに分けることができます。これを「メタプログラム」といいます。
LABプロファイルとは?
Language(言語) And(と) Behavior(行動)の頭文字をとった言葉です。
メタプログラムを使って相手のパターンやタイプを調べることを「LABプロファイル」といいます。
LABプロファイルにより、その人にどんな言葉を使うと効果的かを知ることができます。
では、解説していきます。
方向性(Direction)
人はどのようにしてモチベーション(やる気)を維持するのでしょう?モチベーションは目標に集中していますか?あるいは避けたい状況に集中していますか?
主に到達型を使用している人が40%、主に問題回避型を使用している人が40%いると言われています。どちらの型もまんべんなく使えるようになることが望ましい状態です。
到達型の人は自分の目標に集中し続けます。
目標は達成されるという観点で考え、持つこと、得ること、達成すること、到達することなどに動機付けられます。何を避けたらよいかを認識すること、問題を特定することのどちらかを苦手とする傾向があります。優先順位を管理することが得意とする傾向があり、目標によって活気付けられます。行動を起こすための目標がない場合はやる気がなくなることがあります。
問題回避型の人は、何が避けられるべきなのか、除去されるべきなのか、起こるべきでないのかを簡単に見分けることが出来ます。
解決を必要とする問題、あるいは何か避けるものがあるときにモチベートされます。目標に集中し続けることがどちらかというと苦手です。
すぐに気を取られ、ネガティブな状況に反応されやすいです。間違ったことに気を取られ、優先順位を管理するのが不得手とします。また脅しによってもモチベーションされます。このタイプの人は偉大な問題解決者で企画/計画段階の間に、起こり得る障害物を指摘/特定することが出来ます。
ソース<情報>
外部からの判断によって動機付けられますか?それとも自身の内面的な基準によって動機付けされますか?
主に内的基準型を使用している人が40%、外的基準型を使用している人が40%いると言われています。これもどちらもまんべんなく使用出来るのが望ましい姿です。
自分のモチベーションは自分自身で高めます。自分の仕事の質は自分で決めます。他人の意見と外部の指示を受け入れることに困難を伴う場合があります。上手くいったと思っている仕事に対してネガティブなフィードバックを受けると、フィードバックをくれた人の意見に疑問を投げかけるかもしれません。他人から情報を集めることもあるかもしれませんが、決断するのは本人です。指示を情報として捉えるので、このタイプの人を監督するのは難しいかもしれません。
外的基準型の人は、他人の意見と外部の指導を必要とします。外からの情報を持ち合わせていないと、自分が上手くいっているのかどうか分からないのです。情報を指示として捉えます。また、他人が決定すると動機付けられます。フィードバック無しで行動を開始したり続けることを苦手とする傾向があります。
選択理由(Reason)
日常の仕事にどのように取り組んでいますか?絶えず他のやり方を探求しますか?あるいは確立された好みの手順がありますか?
主にオプション型を使用している人が40%、プロセス型を使用している人が40%と言われています。同様にどちらのタイプも使用できるようにしていくのが望ましいです。
異なる方法で何かを行う可能性などに動機付けられます。何かをする上で良い方法が他にもあるといつも思っています。手順を作りだすことができますが、それらの手順に沿うことが困難な場合もあります。このタイプの人に100万ドルを稼ぐ確立された方法を教えると、その方法を向上させようと試みます。
このタイプの人は、決められた手順に従うことを好み、物事を行うには「正しい」方法があると信じています。一度手順を手に入れると、何度も何度もそれに沿うことが出来ます。手順が無いと戸惑うことがあるかもしれません。一番重要なのは、その手順を完結することです。
この章は以上です。LABプロファイルを参考に自分のタイプを調べてみましょう。今回の課題は小テストです。合格したら次の章に進んでください。