①効果的なプレゼンテーション

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OJTリーダー育成(中級コース)の第4回~6回までは「プレゼンテーション・スキルの開発」をテーマに学んでいきましょう!

プレゼンテーションとは?

プレゼンテーションとは「情報伝達の一種、伝える側(話し手)が受ける側(聞き手)に対して情報を提供し、理解・納得を得る行為」のことです。

単に情報を「提供する」「伝える」だけではプレゼンテーションとではなく「受ける側(聞き手)に対して理解・納得を得られる」ことがポイントになります。

プレゼンテーションは企業人の必須スキル

「プレゼンテーションは企業人の必須スキル」とも言われるようになりました。企業においては「プレゼンに始まり、プレゼンに終わる」と言われるほど、プレゼンテーションの果たす役割はとても大きなものになっています。
超高速で、超複雑な今の時代において、モノゴトを瞬時に決断し、すぐ行動しなければ、時代に取り残されてしまうばかりか、市場から淘汰されてしまいかねません。瞬時の決断とすぐ行動するためには、経営資源である「人、モノ、金、情報」の内「情報」が大きなカギとなります。いわゆる「情報収集」と「情報分析」する能力です。

集めた情報、分析した情報は、人に伝えられ、そして共有され活用されて初めて効果があります。
つまり『アウトプット』するということです。このアウトプットする作業も、分かりづらく理解しにくかったり、説得力がなかったりすると相手に伝わりません。
どんなに素晴らしい情報やアイデア、企画、考え方を持っていても相手に伝わらないと陽の目を見ることが出来ないことも多いのです。もったいない話しです。「伝える能力」を磨くことで、思考を自由に表現することが出来ます。あなたの思考が形になり、あなたの職場環境は変化していきます。

プレゼンテーションを身につければ伝えたいことがわかりやすく伝わる

伝える能力(プレゼンテーション・スキル)を身につけることで表現力、説得力が増し、相手に「伝えたい」ことが分かりやすく伝えられるようになります。

私たちは、日常で「伝える能力」を使う時がたくさんあります。
・会議の場で、司会者は会議の主旨、テーマ、議題などを集まった人に伝えます。
・ミーティングの場で、メンバーに問題点や意見などを伝えます。
・お客様との交渉時、会社の特徴、商品のメリットなどを伝えます。
・上司に報告する時、報告の内容をまとめて伝えます。
・部下に指示を出す時、目的やなすべき行動を的確に伝えます。

「伝えるスキル」を伸ばすことで、日常の中で欲しい結果を手に入れることが可能になります。

プレゼンテーションはコミュニケーション・スキルのひとつ

そして「プレゼンテーション」とは、『伝える能力』を向上させることを目的にしたコミュニケーション・スキルのひとつであると言えます。
伝える側が、伝えたいテーマや内容を明確にし、目的や意図をもって、受ける側に分かりやすく伝えるスキルを身につけることで、プレゼンテーション能力は飛躍的に高まります。それが、コミュニケーション能力を高めることにもなります。

上手なプレゼンと下手なプレゼン

プレゼンテーション・スキルを学ぶことで、上手なプレゼンテーションが出来るようになります。
それでは、逆に「下手なプレゼン」の特徴について考えてみましょう。
例えば、「声が小さい」「早口すぎる」「無表情」のプレゼンでは、相手に伝わりにくく、聴いている方は、嫌になってしまうことでしょう。また、急に話しが飛んだり、ただ一方的にテキストを読むだけの単なる説明のプレゼン、あるいは理屈っぽくて、イメージが湧かないようなプレゼンも同様のことでしょう。
これらの下手なプレゼンの逆を行うことで、上手なプレゼンができるようになります。

この章はここまで。次の章に進みましょう!

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