③会議・ミーティングの流れ

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会議・ミーティングの流れ

通常、会議・ミーティングは「事前準備」「会議の進行」「事後処理」の順に流れます。

(1)事前準備として会議・ミーティングの『段取り』を行います。
具体的な手順として、①目的を決める、②アジェンダの作成、③開催案内、④情報収集・資料作成があります。

(2)会議の進行として『仕切り』を行います。
具体的には、①ゴール設定、②会議を仕切る技術(ファシリテーション・スキル)があります。

(3)事後処理として『まとめ』を行います。
①決定事項の確認、②議事録の作成があります。

ファシリテーターは、全ての段階に関わり、必要なサポートを行っていきます。

ファシリテーターの役割

会議・ミーティングの事前準備、会議の進行、事後処理のすべてに関わりやサポートを行う人を「ファシリテーター」といいます。ファシリテーターは、ファシリテーションの役割を担う人であり、ファシリテーション・スキルを身に付けている人です。

参加者全員のコミュニケーション(意思疎通)を図ること、話し合いの過程で発生するコンフリクト(葛藤)を解消すること、議論の可視化(ファシリテーション・グラフィック)することや議論を活性化させることなどが必要です。そして、参加者全員のコンセンサス(合意を形成)することが求められます。

【事前準備】におけるファシリテーターの役割

何ごとも上手くいくかどうかは事前準備(段取り)で決まります。
事前準備におけるファシリテーションの役割は4つあります。

(1)会議・ミーティングの目的・テーマ・ゴールを決める(何のための会議か)
(2)アジェンダを作成する(議題、日時、場所、参加者など)
(3)開催案内
(4)情報収集・資料作成

【会議の進行】におけるファシリテーターの役割

会議の進行とは、会議・ミーティングを『仕切る』ことであり、仕切るとは、議論を活性化させ、出てきた意見を調整し、最終的に決定することです。特に、ファシリテーターは、会議を仕切る技術(ファシリテーション・スキル)が最も重要になります。ファシリテーション・スキルとは、大きく2つあります。

(1)議論を活性化させるスキル(ファシリテーション・グラフィック)
(2)合意を形成する(コンセンサス・スキル)

【事後処理】におけるファシリテーターの役割

最後に、事後処理におけるファシリテーションの役割です。会議・ミーティングの決定事項を議事録にまとめ、情報共有と再確認をします。また、その後の行動を促し、必要に応じて次の会議・ミーティングを開催します。

(1)決定事項の確認 
(2)議事録の作成

この章はここまです。次の章に進みましょう!

長さ: 10 分

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