ピンクのゾウ

皆さんこんにちは！
いきなり「ピンクのゾウ？」ですよね。でも決してピンクのゾウは想像しないで下さい。
ただ書いただけですからね？想像しないで下さいね？

そう言われても既に皆さんの頭の中にピンクのゾウが浮かびませんでしたか？
これは私がコミュニケーション研修に参加した時に教えて頂いた事です。
人は言語化する事で改めて意識してしまう事があります。例えば仕事の課題も頭の中で何となく
課題というか困っている事はあるものの、なかなか進まない。けれど一旦これが課題です！と言葉に
してしまうと改めて「これが課題なんだ」とはっきりと認めて進める事が出来ます。
お花が好きだな。と思ってはいたけど、お店の人に「お花好きなんですか？」と聞かれ「はい！好きです」
と答えると「あ。私はやっぱりお花が好きだ」と改めて認識します。

これが良い方向に意識出来れば良いですよね。
言葉にすると意識してしまうという事は？皆さんもピンクのゾウと言われて自然と
ピンクのゾウを意識してしまいましたよね。それはピンクのゾウ…象でしたか？ピンクの像でしたか？

取り方は人それぞれ。ただ言葉にするとそれぞれの取り方で意識してしまうということ。

人との会話の冒頭にマイナスな前置きをしたとしたら
「悪くとらないで下さいね？」「否定している訳じゃないんですけど」「太った？」「疲れてるみたい」
そう言われると嫌でも意識しちゃいませんか？
人との会話の中で、つい前置きしてしまいたい事もあると思いますが、こちらの意図に反し
マイナスまで意識させてしまうと本来伝えたい事と気持ちが上手に伝わらなくなってしまいますね。
前置きの一言を工夫するだけで、相手をポジティブや好意的に意識させる事が出来たら、より聞き耳を立ててくれるかもしれませんね。

iizuka