決断を左右するものは?
今回もJINZAIブログに目をとめて頂きありがとうございます。
人は1日の中で沢山の決断をしています。劇作家ウィリアム・シェイクスピアの「ハムレット」の中に出てくる名言
「人生は選択の連続である」
ケンブリッジ大学のある研究結果によると、人は1日に最大35,000回の決断をしているのだとか。大それた選択とまではいかないですが35,000回の決断の中のいくつかは何か決断するにはたっての判断基準が人にはあると思います。
皆さんは、身近な日々の生活の中で何かを買う、サービスを受ける、お店に入るなど様々な場面で何を判断基準にしていますか?値段?サービス内容?映えるか?
私は、例えば外で食事などをする場合、そのお店の「口コミ」を確認しちゃうんです。「口コミ」は書いた人の主観なので、それが本当にその通りか?と言われると当然そうでない時も多くあります。料理の味や量についての口コミはついつい読み込んでしまいますが、もう一つ!「愛想が悪い、呼んでも来ない、嫌な態度を取られた…」などの接客についての悪い口コミがあると、私の判断に大きく影響します。先日、毎日の様に繁盛していて駐車場も満車のお店にタイミング良く入る事ができました。もちろん事前に口コミを確認し、味も量も問題無さそうでした。接客に対しても特に悪いものは見当たらなかったです。
忙しかったのでしょう。明らかに忙しさが態度に出た接客で、声をかけるのにも躊躇しました。
先日、5社のコンサルト会社から1社を決めて契約するという場面に立ち会いました。契約金額は一千万円を超えます。5社のプレゼンテーションを受け、最終的に決まった会社を決める際、皆さんからは「〇〇会社の〇〇さんは、明るくハキハキとしていて分かりやすかった。内容は5社大きくズレている所もないから、あの方であれば仕事がしやすいのではないか」という意見が多くでました。
1日に最大35,000回の決断をしていると言われますが、その多くに私は「人」が大きく関わっていると実感しています。
どんなに有名な人気店であっても、どんなに美味しい料理を食べる事ができたとしても、接客態度に不快な想いをすれば足を運ばなくなりますし、味は普通だけどお店の人がとても良い人だから何度も足を運ぶ。どんなにすばらしいサービスでも担当して下さった方の印象で、そのサービス自体の印象も変わる。
結局は、決断するにあたって大きく判断を左右しているのはそこに携わる「人」ではないでしょうか。これは自分が判断する時もそうですが、自分が誰かの判断材料の1つであるかもしれない事も意識しないといけませんね。
あくまで私の主観ですが。
2022年12月23日
PN:CCN/IIZUKA