「自己満足」~裸の王様~

過去のブログで、山登りのお話をしましたが、友人に山登りの時の感動的な景色や、山の上での食事について揚々と話す事があります。聞いている友人にしたら、どれだけ私の話を聞いたところで「今から私も山登りをしよう!」とはなかなかならない。

これは趣味で1人でやっているのだから「自己満足」で構わないと思っている。

これが仕事となるとどうだろう。趣味の話とはかけ離れている様で実はそうではないのかもしれない。

徹夜して作り上げた資料を翌日上司に提出したら、沢山のダメ出しを貰ってガッカリした…                             
一生懸命に洗車したのに、「まだまだだ」と指摘された…

など自分なりに頑張ってやった事に対して、何か指摘やダメ出しされれば良い気分の人はいないでしょう。

私が今の会社に入って学んだ事は、人はそれぞれ視野が違って100%の一致は無いという事。あるとすればそれは「妥協」も含んでいるでしょう。分かりやすく言うと新入社員が運転席から見ている景色と、インストラクターが運転席から見ている景色は違いますね。

自分が見えているものが全てだと思って過ごしてしまうと危険だ。

人それぞれ視野や見えている景色が違う事を認識しておかなければ    
アドバイスやフォローも全て素直に受け取れないでしょう。

しかし大切なのは、自分の意見はしっかりともっていないといけない。そうでないとただのyesマンになってしまい、あなたの経験や考え方が活かされず残念な結果になってしまう。 
自分の考えや意見をしっかり持ちながら是非頂いた言葉を「指摘」ではなく「アドバイス」としして前向きに捉えてみると、もっと仕事がしやすく、更にはスキルアップになるのではないでしょうか。               

今回はアドバイスやフォローを受ける事を前提に書きましたが、アドバイスやフォローする側も同じく、まだ見えていない景色がある事を理解しつつ、話し方、方法によって相手を成長させる魔法をかけて欲しい。

2022年10月21日

PN:CCN/IIZUKA

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