バックトラッキング、ミラーリング、ペーシング

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さっそく、ラポールを構築するための3つの手法について学びましょう。

ラポールを構築する3つの手法


まずはバックトラッキングです。
バックトラッキングには、次の3つの方法があります。

①相手の話した「言葉」をそのまま返す

②相手の話の「感情」を返す
 「嬉しかったんですね」「感動したんですね」など

③相手の話を要「要約」して返す

<バックトラッキングの効果>
相手は自分の話がよく理解され、受け入れられているという
気持ちを持ち、会話がはずみます


その結果、相手との信頼関係が深くなります。


次に、ミラーリングを使う時のポイントです。

動作をまねると言っても、相手と全く同じタイミングで行うと不自然で、相手に違和感を感じさせてしまいます。
警戒心を抱かせてしまうため、注意しましょう。

例えば、相手がコップを手にしたら、少し遅れてコップを取ったり、相手が話しながらジェスチャーをしていたら、自分も少し手を動かすなど、あくまでも自然な感じで動作をまねることがポイントです。

<ミラーリングの効果>
会話の中で自然にミラーリングを行うと、相手は無意識にあなたを自分と似た存在であると認識し、相手の警戒心を解き、行為や安心感を感じさせることができます。


最後がペーシングです。

ペースと一言に言っても様々あります。
こんなところを「合わせる」ことで、信頼関係を築くきっかけにできます。

<ペーシングの効果>
人は自分と共通点があると、無意識的に交換を抱くものです。
ペーシングを行うことで相手に安心感を与え、信頼関係を築くことができます。


ここまでが、ラポールを構築するための3つの手法です。

確かに、これがを使えるとぐっと距離感を縮められそうです!
練習してできるようにしていきます。

ぜひ、一緒に練習していきましょう!
この章はここまで。
次はカウンセリング・メソッドⅠについてです。

長さ: 10 分
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