NLPコーチング
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コーチング・スキルは学ぶ範囲が広く、手法も様々あります。
今回はその中から、NLP理論を使ったコーチング手法を学んでいきましょう。
NLPを使ったコーチング
NLPコーチング・スキルは大きく
「観察」、「傾聴」、「質問」という3つに分かれます。
見る、聴く、話すという、普段行っていることについて、学問的な裏付けを学び実践することで、コーチングを身に付けましょう。
コーチング・スキルを身に付けることで、コミュニケーション能力が高まります。
NLP(エヌ・エル・ピー)とは?
ニューロ・リンギスティック・プログラミング(Neuro Linguistic Programming)の略で、頭文字を取って「NLP」と言います。
日本語に訳すと「神経言語プログラミング」という意味です。
1970年代にアメリカで研究された、心理学と言語学に関する学問であり、人のコミュニケーションに関する新しい理論です。
当初、教育心理療法として発展したNLPは、「使い勝手が良く、効果が高い」ことから、スポーツ界、ビジネス界、教育分野、医療分野などに広く取り入れられました。
現在も進化しながら世界中に広まっています。
NLPを学ぶ効果
NLPを学ぶことで、表面化している現象面ではなく、
その現象を発生させている真の問題に気づくことができます。
「なぜ、それが問題なのか?」の質問により、問題の本質が
見え、解決の糸口を探すことができます。
人は、本当になりたい夢、本当に欲しい目標に向かう時に、内側から欲求やモチベーションが湧いてきます。
NLPを学ぶことで、 その欲求やモチベーションを高めることができます。
ニューロ・ロジカルレベル
NLP理論の中の1つに、ニューロ・ロジカルレベルという考え方があります。
ニューロ・ロジカルレベルとは、人の意識を6つの階層に分けて説明したものです。
下から 順に
「環境レベル」
「行動レベル」
「能力レベル」
「信念・価値観レベル」
「自己認識レベル」
「スピリチュアル・レベル」
に分かれており、上位レベルは下位レベルに強い影響を与えています。
OJTリーダー育成(初級)コースで学んでいる 「ティーチング」は、ニューロ・ロジカルレベルの「能力」を向上させるための手法であり、「コーチング」は「行動」をより良い方向へと変えるための方法です。
部下の「能力」が向上し、「行動」が変われば、環境である「成果」が変わります。
ここまでがNLP全体の説明です。
次の章で、スキルについて確認していきましょう!