ナレッジマネジメントとは何か?
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第3回では「ナレッジマネジメントとは何か?」と、
成功事例の水平展開の手法についてです。
ナレッジマネジメント?初めて聞きました。
教えてください!
さっそく、確認していきましょう。
ナレッジマネジメントとは何か?
「ナレッジ」とは知識、情報、経験のことを意味します。
職場での業務において、
20%が形式知(文書やマニュアルなど形にされた知識)
80%が暗黙知(経験や勘で身についた知識で、言葉や文章で表現するのが難しく、表面に出てこない)
と、一般的に言われています。
つまりナレッジマネジメントとは、個々の社員が持っている知識や情報(暗黙知)を会社の財産として共有(形式知)し有効活用すること
を意味します。
ナレッジマネジメントは、社内にあるさまざまなナレッジ(知識や情報)を組織全体で共有し、新たな価値を創り出すために重要です。
暗黙知は個々の社員の中で埋もれている間は、その社員にしか効果を発揮できません。
例えば、成功事例、成功体験などの中には「物事を成功に導いた要因」が必ず存在します。
そうしたナレッジ(知識・情報)を形式知に変え、社内で共有することで組織全体で成功した要因が活かされます。
またその知識や情報を基にすると、新たな価値を創造することに繋がります。
実は、ナレッジマネジメントを実際に行うにあたっては、いくつか障害があります。
その障害を克服して、組織に眠っている暗黙知を形式知にしていくことが必要です。
障害・・・ですか?
詳しく教えてください。
2つあります。さっそく確認していきましょう!
ナレッジマネジメントには、こんな効果があります。
ナレッジマネジメントで得ることができる効果は大きいですが、効果的に行うには、ナレッジマネジメントを行いやすい環境を作ることも必要で、 その時に注意するポイントが3つあります。
① 知識・情報がわかりやすい区分で整理されていること
② いつでも、だれでも、簡単に利用できること
③ 常に新しい知識・情報が更新されていること
なるほど。これらを意識して環境づくりをすることで、
誰もが新しい知識や情報を簡単に利用出来て、効果が最大限に発揮されるんですね。
その通り!
この章はここまでにして、次に進んでさっそく作成していきましょう!