③各障害への対応方法(全般・視覚障害・聴覚障害・言語障害盲ろう)
1, 全般
〇合理的配慮の提供の例
①車いす利用者のために段差に携帯スロープを準備。
※携帯スロープが無い場合はスロープに誘導、または、段差を上がるための補助を
行う。
②分かりやすい表現を使って説明をする。
③筆談、読み上げ、手話でコミュニケーションをとる。
✖不当な差別的取扱いの例
①障害を理由に、窓口での対応を拒んだり、順序を後回しにする。
②障害を理由に、資料やパンフレットなどの提供を拒む。
③障害を理由に、必要以上に介助者の同行を求める。または、介助者の同行を拒む。
2, 視覚障害者
①驚かせないように正面から 「私は○○ですが何かお手伝いしましょうか?」と声を
かける。
②「こちら」「あちら」ではなく「30cm右」「2歩前」など 位置関係を伝える。③本人の意思を確認しながら、書類の記入やタッチパネルの操作などを代行する。
3, 聴覚・言語障害者
①筆談、手話など、目で見て分かる方法を用いる。
②窓口の呼び出しは、アナウンスだけでなく身振りでも伝える。
③難聴者には、ゆっくりはっきりと話し、複数の発言が交錯しないようにする。
④言語障害により聞き取りにくい場合は、分かったふりをせず、内容を確認する。
4, 盲ろう者(視覚と聴覚の両方に障害)
①障害の程度は4種類
全盲ろう:見えない 聞こえない 全盲難聴:見えない 多少聞こえる
弱視ろう:多少見える 聞こえない 弱視難聴:多少見える 多少聞こえる
※程度に応じたコミュニケーション方法が必要
②聴力が少しでもある場合は、耳や補聴器に向かって話しかける。
③視力が少しでもある場合は、紙とペンで大きく、太く書く。
Length: 10 minute|Difficulty: 簡単
どんな障害でも優しく接したい。