【目次】
【キャリアパス】
- 2002年4月:入社後1年間の現場研修
- 2003年4月:東京本社 宅配事業部に本配属
- 現場研修後は、宅配事業部に配属されました。目標額などの数字を設定する管理部門の仕事と、実際の営業の仕事を半分ずつくらいの割合で行っていました。企画としては、当時の上長と一緒にカンガルーPOSTALメール便を立ち上げました。
- 2005年4月:東京本社 営業開発部に異動
- 宅配事業部が解散した後、営業開発部に異動になりました。Yahoo!様や楽天様などの企業とシステム関連で連携を取ったり、花王様の原料系の案件を担当したりしていました。提案型営業について学ぶことが多くありました。
- 2006年6月:市川支店へ異動
- 市川支店では、発送の責任者と営業アシスタントを担当していました。若いドライバーが多く、数字を挙げていこうという雰囲気が強い支店だったので、思い出深い支店です。当時の上長に業務の基本を教えていただきました。
- 2008年1月:東部地区業務部へ異動 AppleOPS立上げ
2010年4月:市川物流センターへ異動 - 市川支店内に物流センターができたタイミングで、私も異動になりました。Apple様製品を主に取り扱い、倉庫やコールセンターの立ち上げを担当しました。所属としては東部地区の所属だったので、ここまでで本社と店と地区の3つを経験することができました。
- 2010年7月:東京本社 ロジスティクス部へ異動
- 3年ほど経ち、マルハチ村松様の3PL立ち上げがある、というタイミングでロジスティクス部へ異動になりました。3PL立ち上げには倉庫設計、システム設計、移管スケジュールの設定など様々な業務がありますが、私は輸送の部分をメインで担当しました。1年半ほど焼津に通い、時には藤枝支店に泊まり込んでいました。立ち上げの隙間を縫って、BMW様やMolex様などの案件も担当しました。
- 2016年5月:北関東エリアへ異動
- 北関東エリアでは、係長として営業を担当していました。入間物流での輸出案件を担当するなど、ロジスティクス部での経験を活かした仕事をすることができました。
- 2017年4月:東京本社 ロジスティクス部へ異動
- その後、ロジスティクス部へ異動し、ずっと担当しているApple様に加え、HUAWEI様など様々な案件を担当しています。
- 2022年4月:東京本社ロジスティクス部兼セイノーホールディングス事業推進部EVバッテリー物流推進チーム
【印象深かった仕事】
いろいろな仕事をしてきて、全部が思い出深いのですが、コロナウィルスのファイザー製ワクチン輸送は私のハイライトの1つだと思います。立ち上げからオペレーションを担当し、西濃運輸では低温輸送が行えないので、グループ会社である関東運輸と協力し、業務構築しました。また、フォワーダーであるDHL様とも連携を取り、とても印象深かった仕事です。
後はAppleの案件も思い出深いです。2008年の立ち上げから今まで担当していて、もう15年以上になります。パソコンやiPodからiPhoneなど、輸送商品の変化も様々です。
【失敗したこと・嬉しかったこと】
日々やらかしているなと思っています(笑)
メールを間違えるなどいろいろなことがありますが、横や縦の繋がりでフォローしてもらえることも多く、助かっています。メールについては慣れだなと思っています。
逆に嬉しいことは、やっぱりお客様からありがとうと感謝してもらえることや、携わった仕事が様々な媒体で紹介されている所を見ることです。新型iPhoneのニュースなどは皆さんも見たことがあるのではないでしょうか。自分で取り扱った製品がニュースになるなど仕掛けることも仕事の一部です。
【仕事で気を付けていること】
仕事柄、他社と連携を取ることが多く、調整の業務も多くなっています。他社には西濃にはできないことをやってもらっているので、相手と自分は並列であり、かつ持ちつ持たれつの関係である、ということを意識しています。困った時は助けてもらうし、逆に向こうが困ったときは西濃が助ける。関係性を大事にすることを心がけています。
【ロジスティクス部を目指す社員に向けて】
私個人の意見になりますが、知識を持ってきてくれる人よりも、意欲を持ってきてくれる人に来てほしいなと思います。というのも、知識は後からいくらでも学ぶことができます。憧れや意欲は、後から湧いてくることはあまりありません。何も知らない、まっさらな状態のものが一番強いと思っています。意欲を持ってきてくれる人は、プラスアルファを持ってきてくれる人です。自分で考えて今までにないものを作ってくれるのではないかと思います。
5年、10年前には今私がやっている仕事は影も形もありませんでした。進化していく、形のないロジスティクスというサービスを、意欲を持って試行錯誤しながら作っていってくれる人であってほしいと思います。
【これからやってみたいこと】
西濃運輸は日本の会社なので、マーケット的にはもちろん日本に属しています。世界的に見れば日本は極東にあり、マーケットの中心はアメリカ、ヨーロッパ、中国などの国々です。世界全体を見た時に、西濃運輸にはまだまだできることがあると考えています。うちが普段普通にやっていることを真面目にやっていけば、世界でも全然戦えると思っているので、現状何かが足りていないのだろうなと仮説を立てています。将来的には、日本のマーケットの価値、西濃運輸の価値を世界にアピールして、戦っていきたいと思っています。この仕事をしていると、日本には海外からの輸入品があふれているなと感じるので、日本のことやものをもっと世界に知ってもらいたい、という日本人としてのプライドのようなものもあります。
【後輩へのメッセージ】
やりたいこと、目指すものを声に出してアピールすることも大切ですが、それだけではなく、どうやったらそこへ行けるのか、どうやったらできるようになるのかを考え、自己アピールと一緒に発信していくことが大事です。考えることは、自分の実力を棚卸しすること、つまり自己分析にも繋がります。皆さんは私よりも全然若いので、頭も柔らかく、私の思いつかないようなアイデアも持っていると思います。今まで私たちが作ってきたものに対し、皆さんが何をプラスしてくれるのかがとても楽しみです。
仕事に対して評価をしてくれるのは他人やお客様です。厳しい状況もあると思いますが、いつか誰かが必ず評価してくれるということ、また自分が持っている才能を信じて頑張ってください。