【目次】
【キャリアパス】
- 2010年4月:入社後沼津支店で現場研修
- 本配属された、ロジスティクス部ではロジスティクス営業を行っていました。
ロジスティクスの営業として、主に西濃運輸の関東にある倉庫の営業として、お客様の規模に関わらず、ソリューションの構築からお客様への提案、社内調整を行っていました。
- 2015年4月:グローバルトレーニー制度を使用。西濃シェンカーへ出向し、Schenker Vietnamにて研修
- 研修先のベトナムではJapan Deskにて、在ベトナムの日系企業向けに営業を行っていました。
- 2016年4月:東京本社ロジスティクス部へ異動、後に営業開発部(現国際部)へ異動
- 帰国してからはロジスティクス部でロジスティクス営業、その後国際部でフォワーディング営業として働いていました。
国際部ではフォワーディング営業として輸出入の営業業務を行っていました。セイノーグループ、業務提携先から国際に関わる料金を仕入、西濃運輸の自社ネットワークと組み合わせ一気通貫の営業を行っていました。
- 2020年2月:西濃シェンカー ランドトランスポート部へ出向
- 出向先の西濃シェンカーでは3PL営業をしていました。
西濃シェンカーでは、ランドトランスポート部にて3PL営業として、外資系企業のお客様に対し、各国のシェンカー社と連携して営業業務を行っていました。例えば海外にいる物流発注担当者からくる日々のオーダーを処理し、日本国内の西濃運輸をはじめとする西濃シェンカー提携先へ適宜発注業務を行うなどが具体的な業務内容でした。
- 2022年4月:東京本社ロジスティクス部へ異動
- 今は東京本社でロジスティクス部の営業として働いています。
【ロジスティクス部(営業)に必要なこと】
ロジスティクス部で営業をやりたい方におすすめしたいのは、社内間のネットワークを構築しておくことです。ロジスティクスでは、支店、現場の協力が必要なこと、複数の支店やエリアにまたがって仕事をすることもあります。その時、他の支店やエリアに知り合いがいると、スムーズに業務が進みます。また、自社の商品などの業務知識を持っておくことは必須だと思います。
【グローバルトレーニー制度に応募したきっかけ】
入社前は輸出入の仕事に従事したかったのですが、入社後に西濃運輸として輸出入の部署が無くなってしまいました。入社数年後グローバルトレーニー制度が始まり、チャレンジしたいと思って応募しました。西濃シェンカーに出向する形でのグローバルトレーニー制度は全2回で終了し、タイ、インドネシアのへの現地法人への研修に変わりました。(現在は停止中)
【グローバルトレーニー制度について】
*現在グローバルトレーニー制度は停止中です。世界情勢を考慮した上で今後再開予定です。
*制度の内容・期間・その他の事項についても変更される場合があります。
応募対象者
- 勤続1年以上
- 職種不問
- 日常会話レベル以上の英語力
- 向上心と情熱を持って取り組むことができる方
- 期間中、単身での研修・海外勤務が可能な方
制度概要
まず、国内にて2か月間、海外業務について研修を行います。
内容は通関、ロジスティクス、フォワーディング、航空・海運業務、英語などです。
その後、1年間タイ・インドネシアの現地法人にて現場業務改善、作業マニュアル作成、営業活動などの研修を行います。
【海外研修に必要なスキル・経験】
業務知識や、研修先の物流の知識、英語能力は持っておくに越したことはないと思います。
ただし、海外研修の趣旨は、海外での業務経験と知識習得ですので、積極的に勉強、経験する気持ち、姿勢を持っておくことが一番です。
後は、帰国してから思ったことですが、現地でも現地に駐在している日本人と話す機会が多かったので、もう少し現地の人と仲良くなって、遊んでおけばよかったです。外国籍の社員が西濃運輸でも多くなってきましたので、仕事の面でもプラスになったと思います。
【海外だからこそできた経験】
現地の方と一緒に仕事ができたことが一番大きいかなと思います。シェンカー社の採用基準が英語話者である、ということもあり、オフィスでは英語でのコミュニケーションで事足りました。ただし、実際に現場で働くドライバーであったり、港で働く方は、ほとんど英語ができないので、通訳を介してコミュニケーションをとったり、片言ですが現地の言葉を覚えてコミュニケーションを取る必要があり苦労しました。
帰国してからは国際部へ配属になったのですが、海外研修で他国の国民性や物流制度に触れることが出来ましたので、スムーズに業務に従事することができました。
【一番印象に残っている仕事】
田中達也さんという、ミニチュア写真家の方の海外での個展で、輸送面すべての手配を一任していただいたことです。日本から海外へ運ぶ際の梱包や書類の準備、現地に着いてからは会場での設置など、現地まで海外出張させていただき仕事をしたことが印象に残っています。
【今後やってみたいこと】
私自身、次にチャレンジしてみたいことを現在模索中です。西濃シェンカーの出向から現在のロジスティクス部に異動になって日が浅いので、今は多くの事を経験して、やったことがないような業務にもチャレンジしていきたいと考えています。
【キャリアプランについて】
このインタビューで言ってしまうのもなんですが、私の経歴はあまり参考にしない方がいいと思います。特殊な経歴ですし、今(2022年6月現在)はグローバルトレーニー制度も実施されていません。キャリアプランと聞くと、営業や経理、人事と言った具体的な業務内容を考える方が多いと思いますが、西濃運輸で総合職として働く場合は希望する業務内容通りの業務に従事できる方ばかりではないと思います。逆にずっと現在と同じ職務の業務が続くことも少なく、いつかは希望する業務内容に従事できるだろうくらいの感覚で考えているくらいがいいのではないかと思います。
西濃運輸の総合職として、キャリアプランを描く際は、短中期的な従事したい業務はなく、最終的にどうなりたいかを、設定することが大切だと思います。例えば、支店長くらいまで偉くなりたいなどの、最終的なゴールを設定して、そこから逆算していく。ゴールに行き着くためには、何が必要でどのような経験を積む必要があるのか。それを考えるのがキャリアプランを描くことなのではないでしょうか。
【後輩へメッセージ】
海外研修に行ってみたいやロジの仕事をしてみたいと言った声をよく耳にします。西濃運輸でやりたいことは諦めずに思い続け、自分から発信し続けましょう。直ぐには難しいのかもしれませんが、チャンスはいつか来ると思います。来たタイミングでつかみ取る努力を日ごろから行ってください。組織の一員として働いていますので独りよがりではいけませんが、諦めずにやりたいことに向かって進んでいくことが大事だと思います。