【目次】

キャリアパス

なぜ西濃運輸を選んだのか

外から見た西濃運輸の魅力

オープンイノベーション推進室とは

印象深かった仕事

管理職になって気づいた違い

管理職として大切にしていること

オープンイノベーション推進室を目指す社員へ

視野を広げるために

今後やってみたいこと

後輩へのメッセージ

【キャリアパス】

2009年2月:入社後鶴見支店で現場研修
西濃運輸には総合事務職中途採用で入社しました。
2009年6月:鶴見支店へ本配属
鶴見支店での現場研修後、鶴見支店の本配属となり、発送・プランナーを経験しました。
2010年4月:横浜・湘南エリア(現神奈川エリア)へ異動
2010年4月に横浜・湘南エリア(現神奈川エリア)に異動となり、エリア内の大型案件やロジ案件の営業開発を担当しました。この間、お客様を含めた社内外の方々との人脈を多数形成することが出来ました。
2016年11月:オープンイノベーション推進室へ異動
その後、2016年にオープンイノベーション推進室の公募に手を挙げて参加し、当時はコールドチェーンプロジェクトに取り組ませて頂きました。
2017年10月:昭和冷蔵株式会社へ出向
2017年には、プロジェクトの一環であった昭和冷蔵株式会社がグループインしたタイミングで、同社へ出向しました。そこでは、セイノーグループとのシナジーを創出するための様々な取組みを行う事が出来、たいへん貴重な経験を積むことが出来ました。
2020年9月:オープンイノベーション推進室へ異動
そして、2020年9月の辞令で、オープンイノベーション推進室へ異動となり、現在に至ります。

【なぜ西濃運輸を選んだのか】

35歳の時に転職をしました。転職にあたり、自分の提供価値や強みを深く掘り下げて検討しました。これまでの営業や管理部門のキャリアを活かせる企業を軸に進めた結果、ご縁もあり内定を頂くことができました。また、輸送事業(物流)は公共性が高く、やりがいや社会的な意義も大きい企業だと確信して入社しました。

【外から見た西濃運輸の魅力】

従業員に対して手厚いところだと思います。雇用を守ることに対しての軸がブレない。一言で言えば従業員に「やさしい」会社だと思います。

【オープンイノベーション推進室とは】

まず、オープンイノベーションとは、自社だけでなく他社や大学、自治体など外部が持つ技術やサービス、ノウハウなどを組み合わせ、革新的なビジネスモデルやプロセス改善等につなげるイノベーションの方法論です。
当社のオープンイノベーション推進室には、3つのチームがあります。
1つ目は新規事業を開発するチーム。ここでは主に0から1を生み出すところを担当しています。特に社会課題の解決に資する事業開発に注力しており、例えば、ドローンのプロジェクトにおいては、立ち上げはオープンイノベーション推進室でしたが、現在は新スマート物流プロジェクトとしてラストワンマイル推進チームにより過疎地域や中山間部など、買い物弱者の課題解決に向けた展開を推進しています。
2つ目はCVC(Corporate Venture Capital)チーム。日本初の物流事業領域専門ファンド、当社CVC“Logistics Innovation Fund”の運営業務がメイン。これからの未来を創るスタートアップの経営者や、時代の最先端を走る投資家と日常的に接点を持ち、当社の事業基盤とスタートアップのビジネスモデルを掛け合わせた“事業共創”に取り組んでいるチームです。
3つ目は、M&Aチーム。セイノーグループ全体の事業戦略で、機能強化の手法として、M&Aや資本業務提携などが効果的なケースもあります。それらのプロジェクトに関する実務を担っています。

【印象深かった仕事】

個別の案件では無いのですが、エリアの営業では、お客様に対してロジを絡めた「全体最適」や「部分最適」など様々な提案を行いました。この頃の仕事は印象深く心に残っています。
自社ネットワークだけでなく、グループ各社や協力会社のリソースも活用させて頂きつつ、スムーズに物が流れていくように仕組みや段取りを考えるのですが、実際のオペレーションが円滑に進むと、お客さまの満足度が向上するだけでなく、その他の関係者にも気持ちよく対応頂ける結果となります。このようにお客さまへの全体最適のご提案が出来るのは全国に自社及び協力会社とのネットワークを構築出来ている当社ならではの強みだと深く実感しています。

【管理職になって気づいた違い】

管理職になると、若手の能力を伸ばしたり、課題を解決したりと仕事が多岐に渡ります。その時に、仕事に対する意志や情熱が希薄であると、心身ともにしんどいのではないかなと感じる事がしばしばあります。私も上司から教わった事ですが、「日頃から1つ上の目線に立って仕事をする」ことが大切だと思います。班長なら主任、主任なら係長の目線に立って仕事をしていく事で、自身としても責任感を高め、相手の想いを理解した仕事が出来るようになるのではないでしょうか。
つまり、若いうちから失敗を恐れずチャレンジを重ね、自らを高めておくことが大切だと感じていますし、部下に対しても周囲に遠慮せず積極的な行動を促すように心がけています。そういう訳で私も1つ上の目線に立つよう心掛けていますが、言うは易し行うは難しで、視座を高く持つことの難しさに日々苦戦しています(笑)。

【管理職として大切にしていること】

常に相手がどう考えるか、何を伝えれば円滑に次に進めるのかを考えるようにしています。伝え方はいろいろありますが、要はアウトプットのことです。私の場合、特に簡潔に伝えることが苦手なので、上席者に対しても部下に対しても常に心がけています。特に部下へのアウトプットに関しては、意図を正確に伝える事を心掛けています。

【オープンイノベーション推進室を目指す社員へ】

仕事を通じ、Before ,After をしっかり意識することが大切だと思います。また、オープンイノベーション推進室のような企画部門では、外部の情報なども積極的に取り込み、お客様目線で思考する事など、基本的な考え方も大切ですが、大きな壁に当たってもやり遂げる熱意が最も大切だと思います。

【視野を広げるために】

自己啓発的な話になりますが、本を読んだり、人と話したりすることですね。時間がない時はインターネットで検索すればなんでも出てくるので、動画サイトなどで自分が興味のあるキーワードをとにかく検索してインプットします。

【今後やってみたいこと】

自分がどこで何をしたとしても、仕事を通じてみんなが笑顔になってくれる環境を作れたらいいなと思います。それが自分のテーマです。時には苦しいことや辛いこともあると思いますが、最後は笑顔で仕事をしていきたいです。

【後輩へのメッセージ】

セイノーグループでなら何かが出来ると期待して、入社してきた人ばかりだと思います。そのイメージを常に忘れずに、自分に出来る最善の事は何かということを考え、まずは頑張ってほしいと思います。
長い人生の中で、良い時、苦しい時と誰でも波はあるものだと思うので、その中でも苦楽を問わず積み重ねた経験は、のちに誰かの役に立つと信じて仕事に取り組むようにしています。そんな私の経験談ですが、皆さんの参考になれば幸いです。