【目次】

キャリアパス

印象に残っている出来事

失敗したこと

海外研修について

視野を広げるために

ロジスティクス部を目指す社員へ

今後のキャリアについて

後輩へのメッセージ

【キャリアパス】

2002年4月:神戸支店にて現場研修
2003年4月:京都南支店に本配属
入社後1年間神戸支店にて研修を行った後、京都南支店に本配属になりました。発送と到着を交互に担当しました。
2004年10月:浅草支店→大森支店に異動
1年半後に浅草支店へ異動になり、支店へ向かった所、手違いがあったようで、そのまま大森支店に異動することになりました。その為、同じ日付の辞令が2枚あります(笑) 営業と発送を担当し、発送と到着をどちらも見る業務統括を担当しました。
2008年9月:京浜ターミナル支店へ異動
2008年には京浜ターミナル支店の新店立ち上げに関わりました。既存の京浜ターミナル支店に大森支店から大田区が加わり、新生京浜ターミナル支店となりましたが、開店当初は非常に忙しかったです。コールセンターからの問い合わせが上限に達したり催促が100件も200件も来たりすることもありました。事務所メンバーも2店所のメンバーが混在してのスタートとなったので、業務のやり方の細かな違いもあり、また当初は想定していなかった、大田区の市内配車を振れる人がおらず、急遽2カ所でやってもらう事になるなど、事前準備の大切さと、段取りの大切さを学びました。
その後も宅配がパンクしたりと様々な混乱がありましたが、関東近県から連日、沢山の店所応援をいただき、あの時の感謝は忘れられません。本当に四季を感じないくらい仕事に熱中していた記憶があります。
そんな京浜ターミナルも軌道に乗り、「その他催促0」を達成したり、異動前最後の年末に、事務所の電話が鳴らない平和な年末を過ごせたことは業務統括としてとても誇らしかったですね。
2013年2月:東京支店へ異動
2013年には東京支店に異動しました。当時も東京支店(潮見)はとても規模が大きい支店だったので、京浜ターミナル支店で成長したと思っていましたが、大海を知った気持ちでした。その時の私はまだまだだと痛感しました。東京でも業務統括として頑張り、沢山の上司や仲間に恵まれたと思います。
2014年4月:グローバルトレーニー制度を利用しシェンカー社に出向。上海事業所にて半年間研修
2014年に、グローバルトレーニー制度の公募に採用され、西濃シェンカー社に出向しました。英語が話せなかったので、国内ではフォワーディング以外にも語学研修を受けさせてもらいました。それまで実際の輸送現場しか体験してこなかったので、輸送機関を利用する立場であるフォワーディング業務はとても新鮮でした。半年間の国内研修を終え、シェンカー上海(DB Schenker)で半年間海外研修をしました。オフィスに日本人が2人しかいない状況でドイツ人・フランス人・イタリア人・中国人、社内の公用語は英語という環境で半年間研修を受けました。
2015年4月:ロジスティクス部へ異動
1年間の研修が終わると、ロジスティクス部へ異動になりました。営業と、1年間管理部門を経験しました。
2021年3月:深川支店へ異動
2021年には、深川支店の新店立ち上げのタイミングで異動をし、2回目の新店の立ち上げを経験しました。オープンしてから2ヶ月後には西濃運輸で初めてAmazonの倉庫案件を獲得し、3,500坪規模の立ち上げを行いました。安全面や商品の取り扱いには非常に厳しいので、立ち上げの際もレイアウトや生産性に加え、安全面など考えることが多かったです。立ち上げから1年1ヶ月が経過した今年の6月に、安全監査を受けましたが、業務が多忙の中、ありのままの状態で受けたにも関わらず、全118項目のうち、指摘を受けたのが3項目だった時はうれしかったですね。
2022年7月:セイノーホールディングス経営企画室へ出向
7月からはホールディングス出向という形で経営企画課に所属しています。
2022年8月:ハコベル株式会社へ出向
8月からはハコベルに出向し、また新しい視点を手に入れられたらと考えています。

【印象に残っている出来事】

深川支店での最後の日です。皆にそれぞれ声をかけてもらって、やっぱり自分には人と人が汗を流してやる仕事が向いている、好きなんだな、と感じました。
倉庫には社員だけでなく、アルバイトやパート、その日だけのスポット作業員の方もいらっしゃいます。様々な人を動かしていくことはとても大変ですし、指導するにもそれぞれの背景、それぞれに合った対応があるので大変でした。
私自身、店所時代にはSDに対して、指導する際、反省文を3枚書いてきてもらう、とか大きい声で怒ってみる、とか様々な方法を試しましたが、結論は「人に話が伝わらない(腹落ちしない)と、いくら話しても意味がない。」と思います。
物流の現場は、多くの人がいて、実際に動いてくれるからこそ成り立つ労働集約産業です。甘いと言われることもありますが、これからも人を大切にしていく、まさしく「人間尊重」の姿勢で仕事をしてきたいと思います。

【失敗したこと】

東京支店で業務統括だった頃、お客様からのクレームのクロージングに失敗し、当時係長だった同期(現在は支店長)に上司役をしてもらったことです(笑)

【海外研修について】

日本にいたら見られなかったであろうものを実際に見て、体験できたことが一番大きかったです。観光で行くのではなく、実際に現地で生活したからこそわかることはあると思います。また、現地駐在の日本人や、外国人の社員と一緒に交流を深めることも、自身の視野を広げるきっかけとなりました。

【視野を広げるために】

会社で働いている時間はなかなかそういった時間が取れないので、通勤中にラジオのポッドキャストや真面目な動画を聴いています。主にニュースが多いですね。深川支店にいた頃は、自分で調べた上で、部下に対して「これについてどう思う?」や「これってどういうこと?」と聞いて調べてもらい、意見交換をすることもありました
週末は、もう趣味のようなものなのですが、子どものソフトボールチームに監督として参加していて、そういった時間を取ることが難しいので、通勤の時間を有効活用しています。
ニュースを聴く、見るだけでなく、自分の考えを持っておくことも大切ですね。

【ロジスティクス部を目指す社員へ】

西濃運輸のロジスティクスは、「倉庫を使った営業提案」の側面が強くなっています。倉庫に商品を保管しておくだけでなく、出荷や入庫の動向を分析し、最適な在庫管理を提案していくこともあります。ロジスティクス部は、他の部門に比べて、社外の人と触れ合う機会が多いと感じています。支店や本社の部署では、社外の人と関わる機会が少なく、知識が内向きになってしまうことがあります。その点では、ロジスティクス部は外を見る機会が多くあるので、とてもいい環境だと思います。ロジスティクス部では、データ収集や分析など、支店にはない仕事もあり、かつ資格取得(物流技術管理士・物流現場改善士)の機会もあったので、自分自身視野を広げていこうと思うきっかけになりました。

【今後のキャリアについて】

これからまた出向があるので、まだ明確にはわかりません。ですが、いろいろなことをやらせてもらっているので、まずは全力で出向先の仕事に取り組みたいと考えています。出向先で得た知識で、会社に貢献できるようにサービスを考えたり、人を育てたり、ということもしてみたいです。自分は上司や仲間に本当に恵まれていると思うので、自分がしてもらってきたことを、人にもしてあげたいなと思います。

【後輩へのメッセージ】

自分の今の仕事を全力で楽しんでください。今やっていることがもともとの希望と違っても、それは必ず先々のやりたいことの役に立ちます。支店も本社もホールディングスも、それぞれ違う仕事をしています。いろいろ経験することで、広がる視野もあるのではないでしょうか。会社には様々な人がいます。多くの人と会話をして、色々な意見を聞いてください。今はわからなくても、その立場になればわかることもあるでしょうし、先輩たちは多くの知識や経験(成功と失敗)をしてきています。
職場で接する仲間を役職・年齢・性別関係なく大切にし、相手を尊重する気持ちを持って仕事をしていれば、気づいたときには1人では成し得ない事もできるようになるはずです。
まだまだ若い皆さんのこれからの未来は確定されていません。これから経験するいろんな職種、いろんな仕事にチャレンジして得る視野・経験が西濃運輸の財産です。
期待しかしていません。頑張ってください!