「話しやすさとは?」~ペーシング~

今回もJINZAIブログに目をとめて頂きありがとうございます。
今回のお話は対話です。皆さんの中で話しやすい人はどんな人ですか?プライベートであっても仕事でも皆さんの中でどんどん話したくなる人。または話に行くのに少し躊躇してしまったり、話してる途中でもうやめたいと思う事はありますか?
先日参加したコミュニケーション研修の中である実験を行いました。 Aチームは初対面の2人で全く違う趣味について対話をしてもらいます。条件は「相手を見て話す・聞く」「ペーシングを行うこと」
Bチームは同僚2人で共通の趣味について対話してもらいます。条件は「相手を見ずにペーシングを行う」
※ペーシングとは…相手の話す速度・声のトーン・あいづちやうなづきによって非言語的な伝達によって信頼関係を生みだそうとするコミュニケーションスキルのことです
Aチームの結果は、初対面にも関わらずしかも全く違うお互いの趣味の話で盛り上がり、そこから共通点が生れるなどして、2人の関係性はとてもよくなりました。
一方Bチームは同僚であって共通の趣味を持っているにも関わらず、話し手は最初は意気揚々に会話を始めましたが、自分を見ないで他事をし、たまにあいづちを打つだけの聞き手に、どんどんと声のトーンは下がり、しまいには早々に話を切り上げてしまいました。
「相手を見て話す・聞く」「ペーシングを行う」を条件にしたAチームの2人のからは「自分の話を真剣に聞いてくれている事が伝わって来て嬉しかった」「自分の趣味に共感している事が伝わって来て話が盛り上がった」「初対面だけど友達になれそう」などの感想でした。 「相手を見ずにペーシングを行う」を条件としたBチームの2人からは「話していてむなしくなった」「あいづちはたまにあったけど、自分の話を片手間にきいている気がして寂しかった」「話しながら、話がつまらないのか、嫌なのか?など自分も他事を考えてしまった」などの感想でした。
Aチームの経験やBチームの経験を皆さんも実際経験した事があるのではないでしょうか。自然に行っている対話の時の姿を改めて意識して見つめてみましょう。対話が成立するという事は会話が盛り上がり楽しめるだけじゃなく相手との信頼関係の構築にもつながりますよ。今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
2022年12月9日
PN:CCN/IIZUKA