「ギバー」「テイカー」「マッチャ―」~人間の思考と行動パターン~その3
「ギブ・アンド・テイク」皆さん知っている言葉ですよね。
これまで「ギバー」「テイカー」「マッチャ―」その2までお話してきましたが、この「ギブ・アンド・テイク」という言葉との関連はあるんでしょうか?
「GIVER」ギバー・与える人
「TAKER」テイカー・受け取る人
「MATCHER」マッチャ―・ギブとテイカーのバランスを取る人
前回もお伝えしましたが、文字だけで見ると誤解の生まれやすいこの3つのパターン。まるでギバーは良い人でテイカーは悪い人、そしてマッチャ―はどちらでもない人…みたいな印象を最初は私も受けました。
でもどうでしょうね。ギバーもずっと与え続けるだけなんでしょうか。
テイカーは受け取る事ばかりなんでしょうか。
初回に私が「あなたはギバーですね」と聞いた事もない言葉を唐突に言われ興味をもったこのお話です。調べてみると確かに私自身は人の喜びを自分の喜びとする場面も大いにあります。
けれど仕事の一面では、相手から受け取りたいがために行動することがあります。
例えば自分の仕事に快く協力してもらう為に、事前に相手の業務を少し手伝ったり?
提出物を期限内に提出してもらえる様に、何気なく電話でコミュニケーションを取ってみたりします。この瞬間私はマッチャ―だと思います。
ほとんどの人はそうやって「ギブ・アンド・テイク」で生きているんではないでしょうか。
仕事はさまざまな事を交換しなければ成り立ちません。
与えるだけでも、受け取るだけでも成り立たない。お互いが与え、受け取って初めて進みます。
善人に見えるギバーも実は相手からの反応を受け取る事が楽しみであって、それを受け取りたいから与えているのかもしれない。あくまでも目的がギブである。
受け取るだけの冷たい人に感じてしまうテイカーも、自分が受け取りたい為に先に相手に何かを与えているかもしれない。あくまで目的はテイクである。
テイカーがギブをする目的はあくまでの自分の利益の獲得です。ただその目的の達成のするための手段としてギブをする事もあります。
このギブとテイクをバランスよく上手に行ってっていて「ギブ・アンド・テイク」と言われ想像するのはマッチャ―です。
ギバーばかりじゃなく、テイカーばかりでもない。まさに与えられれば与えるし、先に与えればおのずの返ってくる。
みなさんはこの「ギバー」「テイカー」「マッチャ―」の3タイプを知った時自分はどのタイプかな?と考えた時。善人に見えるギバーではなく、テイカーである一面を自分の中で確認した時、嫌な気分になりませんでしたか?
ギバーでありたいけど…テイカーかも・・・なんて。
ところが、100%のギバーもいなければ、100%のテイカーもいない。多くの人がギブ・アンド・テイクのマッチャ―なんじゃないか?と思うようになりました。
職場では怖く厳しいテイカーのお父さんも家では無償の愛で子供を撫でます。
誰しも、人の為に無償で頑張れる瞬間があって、時にはテイカーとして目的に向かって進まなければならない時もある。
だから「ギバー」「テイカー」「マッチャ―」どのタイプであっても良いんです。ギブ・アンド・テイクこれをバランスよくとる事が大事なのかな?と私は感じました。
今回3回にわたってお伝えしました。あくまで私の主観でお話してきましたが、これにて「ギバー」「テイカー」「マッチャ―」はおしまいです。
次回は「なぜイライラするのか?」についてです。
iizuka
ギブアンドテイク!自分は与えられてばかりかな?
とも感じてしまいます。
自分の分析を時間をかけて知れる、気づきをもらったブログ内容でした。
有難うございます。
100%のギバーもいなければ、100%のテイカーもいない。多くの人がギブ・アンド・テイクのマッチャ―なんじゃないか?と思うようになりました。
この部分、大いに賛成です。
目指せ!ギバー!
現在、マッチャー!
しばらくは、このスタイルで行きます(笑)
なんにせよギブアンドテイクが大事なんですね。テイクのためにギブしていると考えるとせちがらくなるので、助け合っていると思うことにします。