②CS/ES・行動判断基準・価値基準
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CS/ES
CS
当社の経営理念である「会社を発展させ、社員を幸福にする」は、これまでも、これからも変わらない会社の理念であり、方向性を示すものです。
会社を発展させるためには、お客様に喜んでいただけるサービスを常に提供していく必要があります。
お客様に喜んでいただくことを顧客満足度(Customer Satisfaction:カスタマー・サティスファクション)といい、頭文字を取ってCSと言います。
CS(顧客満足度)を高める具体策
①輸送品質の向上
集荷した商品のお届け先が600km圏内であれば、翌日の午前中に配達すること、そして、お預かりした商品をそのままの状態でお届けすることで、商品事故を削減していきます。
②ダイヤグラム化
路線便を定時に出発させ、定時(決まった時間)に到着させることをダイヤグラム化といいます。決まった時間に商品を配達することで、お客様の満足度を向上させることです。
③「いち知る」サービス
「いち知る」サービスでは、お客様に情報提供をしていきます。「いち知る」サービスとは、GPSを利用し、配達時の車両の位置情報を提供する業界初のサービスです。
お客様はこれを活用することで、配達予定の商品がどこまできているのか確認することができます。
ES
社員を幸福にするためには、従業員の満足度が高い必要があります。
このことを従業員満足度(Emloyee Satisfaction)といい、頭文字をとってESといいます。
ES(従業員満足度)を高める具体策
①適正運賃の収受
ES向上の具体策として、「適正運賃を頂く」ことで「中身の改善」を図り、生産性を高めていくことが挙げられます。
生産性が上がることで、短い時間でより高い収益を上げることができ、その結果、給与に反映され、時間的なゆとりが持てるようになります。
②EDI化率を高める
EDI化とは、電子データ交換のことで、Electronic Data Interchangeの略です。
カンガルーマジックⅡや輸送情報交換システム等をお客様に導入していただくことで、お客様のパソコンを使って送り状や荷札の作成、お届け状況の確認、運賃照会などができ、作業の効率化につながります。
「会社を発展させ、社員を幸福にする」という経営理念を達成するためには、CSとES両方の満足度を上げることが必要です。
時間当たりの生産性を上げ、「CS」「ES」の向上を目指していきましょう!
行動判断基準
当社の経営理念は「会社を発展させ、社員を幸福にする」です。
これを実現するためにはCS・ESの向上が欠かせません。
では、CS・ESを向上させるためには、個人ではどのような行動を起こせばよいのでしょうか?
どのような行動を起こせばいいか、その基準になる言葉が、「セイノーは心をつなぐ」です。
このようなお客様の声(実際の声)をどんどん集めていきましょう!
組織としてセイノーファンを作る行動をすることで、必ずより良いサービスに繋がります。
価値基準
私たちがセイノーマンとして行動する際、判断のよりどころとなる価値基準があります。
それは「時・氣を逸しない」ことです。
「時・氣を逸しない」という価値基準は、輸送サービスの本質でもあります。
時とは、時間と精度の提供のことであり、速さ・確実性・定時性に関することです。
氣は、氣配り、氣持ちのことです。
氣という漢字には、四方八方に心を配るという意味が込められています。
下記は「時・氣を逸しない」について、西濃運輸理念集に書かれている部分です。
読んで理解を深めましょう。
「 価値基準 」の目指すもの 『 時・氣 』 を逸しない
輸送とは「空間」「時間」「情報」をお客様に提供することが基本になっている。
「空間」については改めて言うまでもなく物の移動であり、そのためにトラックや店所を備えている。さて、輸送という意味では、一見それで、本質を満たしているように思えるが、しかし、ここで我々がいつも意識しておかなければならないのは「時間」という概念である。
せっかく物を運んでも、時間において間が抜けていると、お客様に喜んでいただけるサービスの提供はできない。そして、「空間」と 「時間」にご満足いただいた上で、情報の提供をしていかなければならない。
情報とは単なるデータではない。相手の目線に立って必要なデータを提出するということであり、そのためにはお客様への「氣配り・氣持ち」 が不可欠である。喜んでいただけなければ、情報を提供したことにはならない。我が社の仕事は、物を運んでそれで終わりではない。それは最低限のことである。その上に時間と気持ちの提供をし、ご満足いただかねばならない。
『時・氣』という価値を提供してこそ我が社の仕事として完結する。なお「氣」という漢字の中で「米」 を使っているのは、切磋琢磨し四方八方に広がって、周りにいかに貢献していくかという意味である。