①ねらい、初級と上級のつながり
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【ねらい】職場でOJTを機能させる
OJTリーダー育成(上級)コースは、初級コースと関連した内容になっています。初級も上級も、OJTの最も重要なポイントは、学んだ内容が職場で活かされ部下育成が機能しているかどうかです。
特に、上級コースを学ぶ方は、係長や管理職などの役職者が多いため、初級コースを学ぶ班長やサブリーダーの人たちをマネジメントし、組織全体として「OJTを機能させる」ことが求められます。
部下育成の手法
部下育成の手法は3つ
OFF-JT | オフ・ザ・ジョブ・トレーニング | 職場外教育 |
OJT | オン・ザ・ジョブ・トレーニング | 職場内教育 |
SD | セルフ・デベロップメント | 自己啓発 |
OFF‐JT
日常の業務を離れて時間と場所を設定し、セミナールームや研修室に集合して行う教育訓練のことをいいます。
社内での集合研修、セミナーや講習会などはOFF‐JTで行われます。
OJTとは
職場内で上司、先輩が日常の仕事を通じて、部下・後輩を指導・育成していくことを言います。
日常業務の進め方や実務的な知識や能力を向上させるには非常に効果が高く、部下育成の中心はOJTの形で行われます。
SD(自己啓発)とは
本人の意志で自分自身の能力を開発することで、自分の興味分野や将来必要となる知識、資格取得、能力開発などを自発的に行うことです。
成果を上げる方程式
組織は目的・目標を達成するために成果を求められます。「成果」を上げるためには、社員の「能力」と「意欲」を上げる必要があります。『能力×意欲=成果』ですから、どれだけ意欲が高くても、能力が低ければ成果は低いままです。
能力を上げるティーチング
入社したばかりの社員のように意欲は十分に高く100であっても、仕事のやり方を知らない場合は能力はゼロなので成果は出ません。そのような新入社員には、早い段階で能力を上げる指導が必要です。
能力を上げる手法を「ティーチング」といいます。
意欲を上げるコーチング
逆に、中堅社員は知識も経験値も豊富で能力は高いですが意欲が低い人もいます。
どんなに能力が高くでも、意欲がなければ成果はやはりゼロになります。意欲を上げる手法が「コーチング」といいます。部下育成により、能力と意欲を上げることで成果が上がってきます。
そして、上級コースでは、役職者の意欲と組織力を上げることで、組織全体としての成果を向上させます。
役職者の意欲を上げる『コーチングやカウンセリング』の手法と組織力を上げるため必要なのが『マネジメント』について学んでいきます。
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